LPガスは天然ガスと同じく他の化石燃料に比べて、環境に悪い影響を与える物質の排出量が少なく、地球環境への貢献から、環境にやさしいエネルギーとして世界的に注目されています。
燃焼によるCO2の排出量は石油、石炭に比べて非常に少なく、また災害時のライフラインの復旧の早さから、LPガスは「災害に強い」エネルギーと認められています。
オール電化というと『クリーンで環境にやさしい』というイメージがあります。
しかし、各種の実態調査や比較試験においてLPガスの方が、オール電化に比べると一次エネルギーの消費量が少なく、環境に優しいことが分かっています。
(一次エネルギーとは、石炭、石油、天然ガス等を指し、一次エネルギーを燃焼させて作る電気は二次エネルギーです。)
電気を使用するときにはCO2は発生しませんが、電気をつくる時に大量のCO2が発生します。
北海道洞爺湖サミットで「世界は2050年までにCO2の排出量を半減する」と表明しましたが、このまま電力量が増え続けると2050年に火力発電量は3倍に増えてしまうとの予想もあります。
(2008.8.19 日経新聞より)
各燃料の同じ熱量でのCO2排出量比較(LPGを1とした場合)
出所:(財)地球環境産業技術研究機構
資源エネルギー庁「エネルギーとくらし」(2007)より
CO2排出企業のランキング上位20社には、電力会社が11社を占めていました(平成20年3月28日付け朝日新聞より)
石油化学新聞社資料より
地球環境を考えるときは、家庭に届くまでのことも考えよう!!
出展:温室効果ガスインベントリオフィス
出展:IPCC第3次報告書(2001年)